遠近両用のコンタクトレンズ

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遠近両用というと聞こえが良いですが、老眼用ということです。若い頃にコンタクトレンズを装用し始めた世代が、老眼になり始めたので、最近、酸素透過性の高い新素材(シリコンハイドロゲル)を利用した遠近両用のソフトコンタクトレンズが、レンズの長期使用者の間で注目を集めているようです。
  昨年末頃についに老眼が来て、近くの小さい字が見づらくなったので、今年に入りコンタクトを遠近両用に切り替えました。現在のところ、新素材を使った遠近両用のコンタクトレンズは、
http://www.bausch.co.jp/medalist/premier/multifocal.html
http://www.airoptix.jp/mf/
の2種類が発売されています。
米国では、
http://www.acuvue.ca/site_en/acuvue_oasys_presbyopia.htm
が発売されていますが、日本での販売は未だ(ネットの輸入業者を通じた購入は可)のようです。
  遠近両用のレンズの処方は、度数(パワー)と加入度数(遠用度数と近用度数の差)の組み合わせがポイントですが、コンタクトの場合は加入度数に多くの選択肢がない(上記ボシュロム製では、+1.5と2.5の2種類、チバビジョン製では+1.0と2.0の2種類)ので、眼鏡に比べると合わせるのはより難しいのではないかと思います。自分の場合、加入度数は低いので、チバビジョンの製品の方が今のところは合っているようです。
  さて、「 アラビア語-日本語電子辞書」には、これまでに「近視」、「遠視」、「乱視」は登録していましたが、「老視(老眼)」は登録していなかったので、本日登録しておきました。因みに、「遠近両用ソフトコンタクトレンズ」のアラビア語訳は、「عدسات لاصقة لينة لطول النظر الشيخوخي」となるようです。

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