ひまわり(葉加瀬太郎)

この話題もついに3回目となり、月日の流れの速さを感じます。

毎年恒例のジッダ日本人会カラオケ大会が昨日あり、3年目となった今年は、葉加瀬太郎の「ひまわり」を家族で演奏しました。
この曲は全体で10人程度で演奏されるのがオリジナルの演奏のようです。

さて、この曲を妻子3人で、如何にしてオリジナル演奏に近い形で再現させるかが課題でした。
キーボード担当の妻には、主旋律のバイオリン、出だしの電子音、リズムのビート、主旋律以外の伴奏挿入を、
子供には、シェイカー、超簡易ドラム(太鼓やシンバル音)、本当はもう一台欲しかったキーボードの電子音を真似るための風鈴の利用という工夫で、なんとか対応しました。

ひまわりの楽譜は、色々な会社から出版されていたり、ダウンロード販売で入手できますが、いくつか入手した楽譜のコードが意外にまちまちで、これらの楽譜の作成者の才能、音感、感性によって、こうも変わるものかと思った次第です。
結論としては、ピアノの楽譜については、「kmp」という会社によるものが一番しっかりしていたようで、その楽譜でもしっくりこない部分はオリジナルの演奏を何度も聞いて、修正を加えました。

さて、実際の演奏ですが、全体的にどう仕上がったのか、聴衆にどう聞こえたのかについて、演奏中にそれを感じ取る余裕がありませんでした。

演奏の模様の写真を知人から頂き、見た目にはこんな感じだったということが分かりましたが、音楽的にどう評価されたのか、評価されなかったのかについては、何も分からないまま終わってしまいました。

カラオケ大会と言うからには、歌を歌う場合には歌唱力が評価対象になると思いますが、日本人同士でワイワイと楽しむ息抜き的な行事では、歌唱力よりもエンタメ性が問われるように思います。
その点では、欧米系のこの種行事の方が、審査員団がそれぞれのパフォーマンスに対して、きちんと評定や意見を出してくれるので、やりがいはあるように思いました。

とういうことで、今回は全くアラビア語に関係のない話題になってしまいましたが、因みに、アラビア語で「ひまわり」は、
دوار الشمس」、「زهرة الشمس」、「عباد الشمس」等いくつかの表現があるようです。