回り灯籠

小学校5年生の夏休みの時に、初めて飛騨の高山へ行ったのですが、お盆の頃だったのか、市内の至る所に回り灯籠が置いてあり、ろうそくにともされて浮き上がる色々な背景画が大変美しかったことを今でも覚えています。

その時以来、その回り灯籠を時々思い出すことがあり、外国で作れないかななどと思ったことが何度かありました。

偶然ですが、ジッダの紅海に面した屋外レストランの売店で先日、回り灯籠が売られていて、これは珍しいものが売られていると、即買ってしまいました。

購入した灯籠の挿絵が偶々魚類だったのですが、魚が光で回りながら浮き出て消えていく幻想的な美しさに思わず見入ってしまいました。


因みに、灯籠は、アラビア語では、「مشكاة」というようで(未登録語でしたので、登録しておきました)、回り灯籠は「مشكاة دوارة」と訳せそうです。