Windows 11とアラビア語

昨年10月にリリースされたWindows 11を利用している方もおられると思います。

Windows 11で、アラビア語の表記等において何か変更点があったのかということについてですが、ネットで検索してもそういう情報は見つけられませんでした。

また、これまでブログで触れたアラビア語表記の問題点について、改善はなかったようです。


この問題、すなわち、「دلل」に「ه」を付けた場合の問題は解決されていません。相変わらず「دلله」と表記されてしまいます。
同様の問題は他の組み合わせでもあるのかもしれませんが、「Shift+J」で文字を伸ばせますので、最後の「ل」で「Shift+J」を使ってその「ل」を伸ばし「ه」を入れると「دللـه」ととりあえずは表記出来るので、目くじらを立てる問題ではないですが、プログラムミスであるということには変わりはないのだと思います。


この問題についても改善されていません。
لِلّٰهِ」と母音符号を振るためには、面倒臭い手順を経なければならない状況に変わりありません。

母音符号を含めたアラビア語入力と表記については、Windows 7 で大きな改善と進展があった訳ですが、それ以降、不具合の修正は特に行われていないのではないかと思います。