حلحل

5日にサウジのウラーで行われたGCCサミットで、サウジなど4ヶ国が2017年から断交していたカタールとの国交回復で合意されました。

このウラー合意について、バーレーンの外相が8日の記者会見で説明を行っていたのですが、その中で、حلحلة كافة المشاكلと言っていて、このحلحلについては、文脈から意味が想像されましたが、改めてどういう意味なのか、「حل」と何が違うのかについてアラビア語を母国語とする人に説明してもらいました。

その結果は、「حل」が問題等を「解決する」という意味であるのに対して、「حلحل」はもつれた物をほどくことを意味し、「حل」より若干柔らかなニュアンスがあるとのことでした。訳語としては「解く(とく)」、「ほどく」、「解決を目指す」、「片付ける」というような感じではないかと思いました。

音的にも、「حل」と言うより「حلحل」と言う方が、なんとなくふわふわする感じがあり、ストレートではない柔らかさを感じます。