الشر قديم

日本語で書かれたアラビア語の某文法書でこの諺が取り上げられており、諺の訳を「悪は古い(悪いことは忘れよ)」としてあり、意味がよく分からなかったので、念のためアラビア語を母国語とする人に確認してみました。

その答えは、「(悪いことが降りかかった時に使う表現で)悪は常にはびこる、悪いことはいつでも起き得るものだ」との意味で、悪い意味での「歴史は繰り返す」と同じ意味であるとのことでした。

不運な人に対して、「悪いことは常に起きるから、それは忘れてしまおう」と言いたいときに使えばいいようです。

因みに現在でもよく使われる諺であるとのことでした。