5万語収録記念ではあるのですが

昨日、中級辞書収録語彙数が5万語となり、それは個人的には記念すべき機会ではあったのですが、熊本地震の報道を見ていて、一気にそのような気分は吹っ飛んでしまいました。

震源が東に移りつつあるとか、阿蘇山の噴火、中央構造線との関係、南海トラフとの関係などの観測記事も、読んでいると不安になってきます。

22年間住んだ神戸で、地震が来るなどという想定や準備を行った記憶はありません。
今回の地震で、神戸で被災した実家の支援に駆けつけたことなどを改めて思い起こしました。

地震予知は当面夢物語かもしれませんので、地震はいつでもどこでも起き得ると認識して、緊急備蓄を蓄えたり、人が押しつぶされるようなものが倒れてくる環境では寝ないとか、平素から個々人がそれなりの備えを怠らないということが重要ではないかと思います。


この報道記事のタイトルの「عالقون」という語は、「عالق」の複数形で、瓦礫の下などに取り残されて身動きが取れず救援を待つ者のことですので、一言で言えば、被災民ということになります。