سادة

この語は、動詞「ساد」から派生する形容詞で、最初は口語であると思っていましたが、文語でも使われるようですので、本辞書にも登録しておきたいと思います。

この語には、「ة」が付いているので女性形に見えますが、男性名詞を形容する場合でもこの形で使われる、不変化の形容詞と言えそうです。

意味としては、「普通の」、「純粋な」ということになりますが、以下に若干の用例を記しておきます。
 
قهوة سادة」:ブラックコーヒー
ثوب سادة」:無地の服(白色の服)
سجاد سادة」:無地の絨毯(模様等が描かれていない絨毯)
فول سادة」:味付けしていない豆
كيكة سادة」:(フルーツやクリームの付いていない)ケーキ

ということであれば、素うどんは、「أودن سادة」と言えそうです。