オマーン再訪

 犠牲祭の祝日を利用して、かつて住んでいたオマーンを再訪しました。前々から早く再訪したいと思いながら、今になってしまいました。約9年振りの訪問だった訳ですが、懐かしい友人・知り合いと会え、懐かしい場所も訪ねることが出来、3泊4日のマスカット滞在はあっという間に終わりました。

 今回の滞在では、オマーンの在勤経験者がなぜオマーン好きになるのかということをもう一度よく考えてみたいと言うことも訪問目的の一つでした。
 オマーン在勤者によるオマーンクラブという会が一昨年日本で設けられ、大変活発な活動が行われています。日本人のオマーン愛好家によるオマーンクラブの会員は皆、オマーンという国とオマーン人が好きだということに尽きる訳ですが、では、これが他の湾岸諸国にあてはまるかというと、そうはならないように思います。そこにまさにオマーンの魅力が隠されているということになります。

 今回の滞在で楽しい話題は沢山ありましたが、その中で、10月にオープンした湾岸初のオペラハウス(Royal Opera House Muscat)について触れておきます。
 http://www.rohmuscat.org.om/
 6日にロンドンフィルとヨーヨー・マの共演のクラシックコンサートを楽しむことが出来ました。中東で有名な交響楽団によるクラシックコンサートを鑑賞したのは初めての経験。しかも世界的に有名なチェリストの演奏を聞けるなどと思ってもみませんでした。上記ウェブサイトを見て頂くと分かると思いますが、大変立派で美しいオペラハウスでした。