本業が忙しく、今の中東情勢のフォローをアラビア語で読む時間があまりないのですが、通勤の帰りの電車の中で、ざっと「アルジャージーラ」、「アルアラビーヤ」、「アルシャルク・アルアウサト」、「アラビア語BBC」などの記事を読むことがあります。
ニュース記事を見ていて、気になった単語を取り上げたいと思います。
今回は「شكك」についてです。
普段は「疑う」や「疑念を持つ」の意味では「شك」というⅠ形の動詞を使っていましたが、「شكك」というⅡ形動詞を記事などでよく見かけます。
先日も、「يشكك ترمب في استعداد إيران للتفاوض」という見出しがあったのですが、Ⅰ形とⅡ形では意味的にどう違うのか?
「Reverso」で「شك」と「شكك」が使われる例文を見ても、違いがよく分かりません。
ということで、知人「ش」経由でアラビア語の先生に確認してもらったところ、「基本的にⅠ形もⅡ形も同じ意味であるが、Ⅱ形の方がやや強い意味合いを持つ」とのことでした。
動詞派生形の意味傾向として、Ⅱ形には強意の意味があります。例えば、Ⅰ形「كسر」が「壊す」からⅡ形では「粉々に壊す」、Ⅰ形「ضرب」の「殴る」がⅡ形では「殴打する」の類いに該当するということになるようです。

