入手した今年の壁掛け用カレンダーのテーマが「(めぐる水・つなぐ川 2026)地蔵信仰と牛馬を支えた川たち・大山と山陰」となっており、そこに鳥取県の大山を説明する文章がありました。
その中に、「ブナやナラの木の下で明かす夜は、せせらぎが子守歌になる」という一文があって、子守歌をアラビア語では何というのかについて分からなかったので、調べてみました。
本辞書には、表現として「أغنية لتنويم الطفل」が登録されています。
「深辞海」では、「تهويدة」や「هدهدة」という訳が出てきました。
「تهويدة」は、「هود」というⅡ形の動名詞から来ている訳ですが、「هود」には「ユダヤ化する」という意味の他に「子守歌で寝かしつける」という意味があることが分かりました。
「تهويدة」をGoogle検索するとウィキペディアがあり、「子守歌」を意味する他の語には、「تهليلة」、「هدهدة」、「ليلوة」があると書かれています。
تهويدة – ويكيبيديا
これらを調べたとりまとめは次のとおりです。
・「تهويدة」、「تهليلة」、「تهميمة」には、子守歌という意味があります。
・「هدهدة」の動詞「هدهد」は、「そっと揺すぶって寝かせる」というのが基本的な意味なので、子守歌としては「أنشودة الهدهدة」という表現が多く見られます。
・「ليلوة」については、シリアの地名で使われますが、子守歌という意味があるのかどうかについてはよく分かりませんでした。
なお、冒頭の「ブナやナラの木の下で明かす夜は、せせらぎが子守歌になる」をアラビア語に訳すと、
「في الليالي التي نقضيها تحت أشجار الزان والبلوط، يبدو صوت خريرالماء كأنه تهويدة」のような感じになるでしょうか。
