お勧めのチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番の演奏

アラビア語

チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番もお気に入りのピアノ協奏曲になるのですが、これまでに聴いた中で、個人的に一推しの演奏をご紹介します。

1975年に演奏されたイーゴリ・ジューコフ(ピアノ)、ドミトリー・キタエンコ(指揮)、ソビエト国立交響楽団によるチャイコフスキーピアノ協奏曲第1番です。
https://www.youtube.com/watch?v=SlPmEMO9BlI&t=1738s
個人的な感想として、この演奏の特徴は次のとおりになります。
(1)第1楽章の序奏(00:00~01:47):序奏部でのテンポの遅い演奏は時折見られます。しかし、このような壮大さ、重厚感のある演奏は聴いたことがありません。
(2)第1楽章の独奏部(17:30~17:56):この速いテンポでうまくまとめ上げられています。この独奏部を速いテンポで弾くピアニストも多いですが、ぎこちなさを感じることがことがあります。
(3)第1楽章の最終部(18:56~20:47):ほとんどの演奏でこの部分は速く弾かれます。速く弾きすぎるので指が追い付かず音を外している演奏も時折見られます。この最終部を速く演奏しないといけない理由が分かりません。最終部をゆっくりゆったりと弾くことで、第1楽章の序奏と同じく、締めとして明るく壮大さが感じられます。このような最終部の演奏は他に聴いたことはありません。
(4)第3楽章冒頭の第一主題(28:29~29:12):第一主題は、確かウクライナ民謡に基づく旋律だと言われていたと思います。右手に何度も装飾音符が出てきますが、この装飾音符の弾き方を含めたバランス感と安定感の良さが挙げられると思います。

他にも指摘したい点はありますが、素人による演奏講評ですので、的外れなところもあるかもしれず、この辺で終えたいと思います。
最近はYouTubeで多数の演奏を聴くことが出来ます。探すのは難しいですが、昔の名演奏を掘り起こして聴いてみると意外な発見があるのかもしれません。古い演奏は、動画で残ってないのが残念です。

さて、アラビア語とは関係のない音楽の話題となってしまいましたので、「チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番第1楽章」のアラビア語表現を最後に付しておきます。
「حركة أولى من كونشيرتو البيانو رقم ١ لتشايكوفسكي」で良いのではないかと思います。

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