孤独死

アラビア語

表題について、アラビア語ではどう表現されるのか調べてみると、
アラビア語版ウィキペディアで「كودوكوشي」として取り上げられていました。
https://ar.wikipedia.org/wiki/%D9%83%D9%88%D8%AF%D9%88%D9%83%D9%88%D8%B4%D9%8A

「كودوكوشي」と聞いても、日本事情通以外には理解されないので、そのサイトで説明されている「الموت وحيدا」という表現が「孤独死」のアラビア語訳になります。
複数の孤独死は、そのサイトで、「يموت الأشخاص وحيدين」(個人個人が孤独死で息を引き取る)と書かれています。
この文章で興味深いのは、「يموت الناس وحيدين」となっていないことです。「ناس」を使うと、「孤独死」という現象が日本中で蔓延しているような印象を与えます。「أشخاص」を使うことで、「(個々の人々の中には)孤独死する人がいる」という意味合いが出てきます。
推計で年間7万人弱が孤独死者数ですので、日本の人口の0.005%になり、今後増加傾向が進みそうですが、現時点では限定的な現象と位置付けられるでしょう。

なお、上記の例文から、「孤独死する(した)」は、「مات وحيدا」と表現できます。
「العربية」のニュースサイトには動画の説明がありました。
“كودوكوشي”.. ظاهرة الموت وحيداً تنتشر في اليابان ودول أخرى
その動画では、「孤独死する(した)」の複数形を「ماتوا وحيدين」と言っています。

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