2021年7月アーカイブ

حادث , حادثة

حادث」や「حادثة」は「事件」や「事故」等を意味する語ですが、これまで特に両者の違いについて気にしておらず、同様の意味の語であると思っていました。

すなわち、「حادث المرور」も「حادثة المرور」も「交通事故」を意味し、「حادث القتل」も「حادثة القتل」も「殺人事件」であると思っていました。

アラビア語を母国語とする人に念のため確認をしてみたら、両語には違いがあるという意外な回答が返ってきました。

その回答によると、「حادثةは「حادث」よりも深刻であるとか程度がひどい場合に使われるとのことでした。

この回答に従えば、「حادثة المرور」は「悲惨な交通事故」、「حادثة القتل」は「凶悪な殺人事件」という意味になるようです。


中級辞書Ver.6.12のアップロード

-アラビア語-日本語電子辞書データ更新報告-

辞書名:中級辞書Ver.6.12

登録語彙数:61,200語

辞書の説明:(Ver.6.10から)新規に200語の追加、約20語の既登録語の訂正の実施。

特記事項:
特になし。

مراسم

イスラム世界では本日から犠牲祭に入りました。
しかしながら、このお祭りの機会に人的交流が増え、コロナ感染の拡大が懸念されることから、多くの国では厳しめのコロナ対策措置を採っているようです。

ブログで書きたいことは色々あったのですが、バタバタしていて書きそびれ、おまけに書くための材料をメモっていた紙がどこかへ行ってしまい、何を書こうとしていたのかも思い出せず、紙が見つかれば書きたいと思います。

さて、「مراسم」については、「مراسيم」との比較で本辞書で若干触れていますが、その説明と訳語が不十分であったので、記載を改めました。

ついでながら、「مراسم」は、コンピューター用語の「プロトコル」でもよく出てきますが、訳語に入っていなかったのでそれも追記し、関連用語も登録しておきました。

次期中級辞書バージョンでご確認下さい。