Mindfulness

「Mindfulness」という語は説明が難しいので日本語では「マインドフルネス」と言われますが、英語の安易なカタカナ語化が好きでない者にとっては、なんともしっくりこない嫌な日本語です。

「マインドフルネス」については、「過去の経験や先入観といった雑念にとらわれず、身体の五感に意識を集中させ今の瞬間の気持ちや身体状況という現実をあるがままに知覚して受け入れる心を育む練習とか「今この瞬間の自身の精神状態に深く意識を向け、そのために行われる瞑想」などと説明されているので、日本語では「マインドフルネス」としか言いようがないのかもしれません。

ウィキペディアでも長々と説明がありますが、読むだけでかえってイライラしてしまいそうです。
仏教用語の「瞑想」に該当するようなので、日本語では「瞑想」と訳せばいいように思いますが、きっと専門家からすれば「瞑想」と「マインドフルネス」は区別しないといけないのでしょう。
いずれにせよ、「マインドフルネス」という語を私の両親などに説明することは出来そうにありません。

さて、「マインドフルネス」をアラビア語でどう訳すかですが、2つの表現(いずれも2語で構成)がよく使われるようなので、それらを中級辞書に登録しておきました。