BCG

暫くはコロナウイルス関係の話題となりそうです。

BCG(牛型結核菌を弱毒化した生ワクチン)については、報道等でご存知のとおり、接種を義務づけている国とそうでない国でのコロナウイルスへの感染率や死亡率が低いという調査結果があり、BCGがコロナウイルスの抗体を作りはしないが、結核にもコロナウイルスにも共通の免疫記憶をつくるのではないかと推測され、ドイツ、オランダ、オーストリアの医療機関では臨床試験が始まっているとのこと。

BCGはアラビア語では、「بي سي جي」で通用しますが、正式名称は「عصية كالميت غيران」で、
BCGの英訳が「Bacillus Calmette-Guérin」であるところから来ています。

عصية」は、「細菌、病原菌」の意味の他、「小さな杖、小さな棒」の意味もあり、「عصا」の縮小形の名詞と言うことになります。