アラビア語キーボードシール

本アラビア語-日本語電子辞書はPDICという単語検索ソフト用に作成していますが、スマホでの単語検索アプリを利用してスマホ上で利用することも可能性です。
しかしながら、その場合、高度な検索は行えないので、やはりWindowsパソコン上のPDICで使うのが最適な利用方法になります。

その観点からは、超小型のWindowsパソコンを電子辞書的に利用できる形態が理想だと思ってきました。
その理想にやや近かったパソコンとして、東芝の「Libretto」などがありましたが、超小型と言えるパソコンではありませんでした。

さて、日本製ではなく中国製ですが、昨年、超小型のWindowsパソコンが発売になり、その改良版が先般発売になりました。この製品は電子辞書的利用としてはかなり理想的な製品と思われたので試してみたく、妻からの特段の許しを得て、購入しました。

この超小型パソコンは、実に良く出来ていて、ほぼ満点を与えることの出来る製品で、大変満足しています。
他方で、こういう分野で日本勢が出てくることはもうないのではないかと思うと、寂しさも感じました。

さて、このパソコンは基本的には英語仕様のキーボードとなっているので、アラビア語を使うにはアラビア語シールを貼っておく必要があります。

アラビア語キーボードシールについては、かなり以前に、こういうブログを書いたことがあります。
ここで書いたラベル・プリンターを現在も持っているので、アラビア語シールを作ることは出来るのですが、アラビア語キーボードシールをサウジアラビア滞在時に購入していたので、今回はそれを使いました。

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ところで、アラビア語キーボードシールを検索すると、日本のアマゾンなどでも買えるようになっていて、アラビア語環境構築が随分と身近になったものだと驚きました。中東で買うのより値段は5倍くらいは高いですが、そうそう買う必要があるものではないので、ネット通販で買ってしまうのが便利に思います。

因みに、ラベル・プリンターで作成するには、カシオの製品については、ラベル作成ソフトがUnicodeに対応したのでアラビア語を含む多言語を印刷できます。
また、ブラザーの製品もラベル・プリンターでは有名ですが、製品情報には「Unicodeを採用していますので、複数言語の文字を同じラベルに混在させることができます」と書かれており、こちらの製品を使ってもアラビア語を含む多言語のラベルが作れるようです。