遅ればせながらの謹賀新年

 遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
 昨年から書きかけのブログがいくつもたまったままの状態で、2012年を迎えてしまいました。
 2011年大晦日にブログを書きかけていましたが、ばたばたしているうちに出しそびれました。
 2012年元旦にも書きかけていましたが出しそびれ、その後リヤドへの出張があり、それから戻ってすぐ書こうと思っていたら、出張疲れなどもあり、今日に至りました。

 2012年の「アラビア語-日本語電子辞書データ」の編集方針は特に設けていません。新聞・雑誌等を読みつつ、未だ入力されていない単語の入力を続けていきます。
 動詞の変化形(未完了形要求法、命令形等)も、出くわしたものを入力しておきたいと思います。しかしながら、それが本当に便利なのかどうか。恐らく便利なのでしょうが、あまりこれに頼りすぎると思考停止につながりかねいような気もします。所持するiPod用のアラ-英辞書アプリの中には、動詞変化形を全て一覧表示してくれる便利な辞書もありますが、滅多に使うことはありません。
  アラビア語の動詞変化は大変ややこしく、例えば「يرد」が出てきた場合、「رد」から来ているのか、「ورد」から来ているのか、「ردى」か「راد」か「أراد」かと多数の可能性が考えられます。しかしながら、概ね文脈から元の動詞は判断出来るので、すぐにそういう便利な辞書に飛びつくのではなく、一旦はしっかりと頭で考えることが重要ではないかと思います。

 これに関連して言えば、NHKのラジオ講座の「実践ビジネス英語」(講師:杉田敏氏)の1月号は、ビニエットのテーマで「Ban on Laptops」を取り上げています。
 米国の企業では会議等でラップトップやスマートフォン等のデジタル機器の使用を禁止するところが増えているというテーマで、トップレスの学生の方が成績優勝であるとか(因みにトップレス(topless)とはラップトップを使わない者のこと)、インターネットやスマートフォン等のデジタル機器の過度の利用が行動に悪影響を及ぼすとかデジタル機器の刺激を受け続けていると脳の学習プロセスに影響を及ぼすということ等が内容になっています。
 
 2007年にカタールから日本へ戻った当初、電車の中でメールを打ち続けていたりスマートフォンばかり眺めている乗客の光景が異様に見えました。
 また、2010年前半はツイッターが毎日のように邦字紙で取り上げられ、同年後半のブームはフェースブックでした。
 ツイッターについてはアカウントを持っていますが全く使っておらず、フェースブックにも加入していますが、知人の情報発信を時々眺めている程度で深入りしていません。このHPの運営で手一杯で、この種のツールを使う余裕がないというのが正直なところです。

 結論的には、デジタル機器、ネット関連ツール、ソフト類は、適度にお付き合いしていくのがいいと言うことに尽きるように思いますが、どうでしょうか?